伝えること

伝えるということ

何かを相手に伝えることは非常に難しい。

大人になって言葉をたくさん知っていくことによって余計に感じることだと思う。

子供の頃は多少伝わらなくても周りの大人たちがどうにかしてくれることもあるだろ。

しかし、大人になるとそうはいかない。

自分の放った言葉や伝え方にもすべて責任を持たなければいけなくなる。

なので、子供の頃からきちんと伝え方を教えておくべきだと思う。

伝え方は誰かに教わるものではなく、各個人が人との関わりのなかで見出していくものである。

親や先生、周りの大人たちとの関わりのなかで自然と覚えていくものなので、伝え方は人それぞれになる。

伝え方の違いによって相手への伝わり方も違ってくる。

伝えるには数々の言い回しを知っておくことも重要になる。

また、たくさんの言葉を知る必要もあるが、言い方や表現を知らないと伝え方がわからないまま大人になってしまう。

大人になり、伝え方が悪いといろんなトラブルが起きてしまうこともある。

本来なら揉めるはずのない内容であったとしても、その人の伝え方によって悪い方向に向かうこともある。

伝えられた方は、伝えた相手に対してその言葉の意味や考えを汲み取ってくれるのが理想だが、残念ながらそんな人間ばかりではない。大抵言われた言葉通りに受け取るだろう。

また、その人が信頼できる人間かどうかも伝えることによって変わってくるだろう。

例えば、人間関係全般に言えることであるが、ビジネスでも、伝える相手の年齢や性格、立場によっても伝え方を変える必要がある。

年齢が自分より年下や後輩の場合は、わかりやすい言葉選びや表現が必要になる。

相手の性格によってもより伝わりやすい言い方や言葉が必要になるだろう。

また、ビジネスでは、立場によっても伝え方は特に重要になる。

先輩や上司、目上の相手に伝える場合には、言葉や表現だけでなく、姿勢や目線も必要になる。

相手が失礼だと思ってしまうと、今後の仕事にも悪影響を及ぼすことにもなる。

時には、本題を伝える前に、前置きや最後の言葉を添えることもかなり重要で、それがあるだけでも伝わり方や印象が全然違ってくる。

ビジネスでは、ただ伝えたいことだけを伝えればいいというものでもなくなってくる。

できるだけ短く、簡潔に伝えられる人はビジネスでも生きやすい。

それができるようになるにはやはり、幼少期の環境や教わり方によって違ってくるだろう。

人は基本的なことができていないということはかなりの大きなストレスになる。

世の中には、法律では定められていない暗黙の了解というものが案外たくさんある。

例えば、犯罪を犯してはいけないとか浮気をしてはいけないとか、それらはモラルの問題で非常に曖昧なものなので、それぞれがいけないことだと判断しなかった場合は、法に反してしまう場合もある。

言わなくてもわかるだろうと判断されることこそ本当は伝えておくべきであるように思う。

人によって基準は違うので、簡単なことに思うようなこともわからない人間だっている。

だからいつまでも犯罪やトラブルはなくならない。

心ではわかっていることであっても理性が保てず、踏みとどめられない人もいる。

きちんと伝え方を教わっていれば、伝えるという人間でしかできない基本的なことを苦にならずに生きていけるだろう。


最後まで読んでいただいてありがとうございました😊

※なるぽんの個人的な意見です

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